JICUFとICUがICU大学院に難民の背景を持つ学生のための新奨学金を設立
- Aki Takada
- 7月23日
- 読了時間: 1分

今月初め、JICUFとICUは、紛争から逃れて日本に移住した学生を対象とした新たな奨学金をICU大学院に設立することに合意しました。JICUFとICUはすでに、日本教育パスウェイズ(Japan Education Pathways: JEP) プログラムを通じて、毎年2名の難民の背景を持つ学生をICU教養学部に受け入れるための全額奨学金を提供していますが、2026年春からは大学院博士前期課程にも同様の条件で1名の学生を受け入れる予定です。
JICUFとICUは、難民の背景を持つ学生の高等教育の機会拡充を目指して活動しており、このたび大学院レベルの支援にも取り組むことを決定しました。こうした学生への奨学金提供は人道的支援として捉えられることが多いものの、実際には彼らの体験や視点は、大学コミュニティをあらゆる面で豊かにしてくれています。特に、平和と人類に貢献するグローバル市民の育成を使命とするICUにとって、彼らの存在は恩恵といえるでしょう。
2026年4月入学の学部生および大学院生の出願受付は、2025年8月25日から9月15日まで行われます。出願希望者は、すでに日本に在住しており、一定レベルの日本語能力を有している必要があります。詳細はJEPのウェブサイトをご覧ください。




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