シリア人学生イニシアチブは、シリア内戦を逃れた学生を東京都三鷹市の国際基督教大学（ICU）に受け入れるために、2017年に設立されました。当初の計画は、4年間に6名の学部新入生を受け入れ、全額奨学金を提供することでした。実際には、新型コロナウィルス（COVID-19）パンデミックの影響を受け、プログラムは一年延長され、2018年から2022年までの5年間に7名の学生が採用されました。そのうち3名がすでに卒業し、2024年4月現在、4名のシリア人学生がICUで学んでいます。

2023年には奨学生の新規採用は行われず、あらゆる国籍の難民学生を対象とする新奨学金の準備が進められました。2024年に、シリア人学生イニシアチブは、教育パスウェイズ奨学金として生まれ変わります。